問題の原因と解決の方向性を見定める

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トラブルのご相談をお聞きするごとに痛感するのは、問題の原因を見誤っているのではないか、という疑問です。つまり、問題の原因はほかのところにあるのに、分かりやすく形式的な、目に見える問題の原因にすり替わってしまっているという、ということです。

例えば、本当の原因は常日頃から不満のある上司の言動にあるにもかかわらず、それが賞与の査定が低かったり、年休取得の申出を忌避したりした場合に、査定の問題としてだけ、年休取得の問題としてだけ考えると、話は簡単ですが、その問題を解決したとしても、再び同じような問題が起こってきます。

問題の本当の原因は、従業員の話をじっくり聞いてあげることでよく見えてきます。賞与の査定の不満を聞いているはずが、いつのまにか、賞与の問題ではないものが話に中心になっていることは、よくあることなのです。

その本当の原因を見極められれば、会社としてどのような対応をすべきなのかが見えてきます。それは法的に云々するようなものではなく、ただ一言の誠意ある言葉だったリます。それを見つけることができないために、無用のトラブルを深刻化させたりすることほど、エネルギーの無駄遣いはありません。

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