トラブルリスクのチェックポイント30

チェックポイントのつかい方

トラブルの兆しは、見えていながら、それをトラブルの前兆であると認識できないために見逃してしまいます。そこでここでは、トラブルの前兆となり得るものをできるだけ多く取り上げてみました。ポイント合計は少ないに越したことはありませんが、「5.」がたくさんつけばすぐにもトラブルが起きるとは限りませんし、逆に一つしかなかったとしても、今まさに目の前でトラブルが顕在化するかもしれません。大切なことは、チェックポイントについて、冷静に、第三者的な目で見つめることができるか、にかかっています。それでは、一つずつ確認してみてください。その際に、各項目について、5段階の評価をしてみると、よりリアルな現状を把握できるでしょう。

トラブルリスクのチェックポイント30

下記の30項目について、5段階評価をしてください。その結果をお送り頂ければ、総合的な改善提案を返信いたします。どうぞご利用ください。

1.社員の採用は面接だけで決めている
(面接時の言動、姿勢、受け答えの内容や様子など、面接時の対応を採用決定にどの程度反映させているか、という点をお考えください。例えば、必要なスキルの程度低ければ、どんなに面接時の対応が好印象であっても不採用とするならば、「1.」となります。)

     

2.履歴書の記載内容に疑問を持ったことがない
(例えば、取得した資格について、合格証書など資格を示す書類の提示を求めているような場合は「1.」です。)

     

3.コネで採用した社員がいる
(様々なケースが考えられますが、もっとも採用判断の甘かったケースをお考えください。)

     

4.試用期間終了後は機械的に本採用としている
(本採用拒否をする場合でも、試用期間中に教育指導を繰り返し、その結果として本採用拒否が相当と判断したものについては「1.」とします。試用期間中の教育指導が不十分の場合は「2.~5.」のいずれかとします。)

     

5.これまでにもトラブルがあったことがある
(ここでいう「トラブル」とは、従業員と会社のもめごとで、双方の主張が折り合わなかったもの、とお考えください。双方納得の上で真に「円満に」解決したと言えるものは含めませんが、しこりの残るような解決、会社が一方的に押し切ってしまったような解決は、ここに含めます。)

     

6.叱責している様子をよく見かける
(あなたの視界に入ったもので、周囲の視線などを気にしていないと思われる叱責で、数分以上の説教に近いもの、とお考えください。)

     

7.目の前で社員が叱られている
(職場内で、公然と行われたもの。ミスなどのその場で指摘程度にとどまるものは含まれませんが、暴言や大声で怒鳴られた、手や足が出た場合には短時間であっても含めてください。言動は穏やかでも数分以上の執拗な説教は含めます。)

     

8.叱責したら泣かれたことがある
(感極まって、というものも含みます。また、ちょっとした注意程度で泣かれてしまった場合のように、真の理由は別にあると思われるものも含めます。)

     

9.厳しい指導は当然必要だと思う
(厳しい指導容認の有形無形のメッセージがどの程度職場に発信されているか、職場へのプレッシャーの程度とお考えください。)

     

10.社員は寝食を忘れて仕事に集中すべきだと思う
(休憩・休暇を取ることを暗に非難する有形無形のメッセージがどの程度職場に発信されているか、職場へのプレッシャーの程度とお考えください。)

     

11.見て見ぬふりをしたことがある
(無意識にされている場合もあろうかと思いますが、記憶にあるものだけで結構です。また内容は多岐にわたると思いますが、見て見ぬふりをしたもの=直視に耐えないもの=不適切なもの、ですから、そのすべてを含めてください。)

     

12.タイムカードに手書きがよくある
(もし打刻機が故障してしまっていたような場合でも、第三者による確認が無い場合には、ここに含めてください。)

     

13.残業を社員の任意でやらせている

     

14.有休をとる社員を苦々しく思う

     

15.懲罰を意図した人事をしたことがある
(能力不足や非違行為について、所定のルールに従って人事考課に反映させたものは含みません。ただし形式的には確かにそうであったとしても、「実態として」会社の意に沿わない従業員を忌避する動機で配置転換や考課に反映させるなどの行為はここに含めます。)

     

16.辞めてほしいと思う社員がいる
(個人的な感情をどの程度仕事に影響させているのか、という問題です。)

     

17.退職勧奨をしたことがある

     

18.雇止めをしたことがある
(期間契約社員がいない場合には、「1.」としてください。)

     

19.解雇をしたことがある
(本人が離職に同意したようなケースは含まれませんが、本人がどの程度納得をしていたのか、同意を得るための誠意ある説得の程度という点がポイントです。)

     

20.職場では社員を「ちゃん」付で呼ぶことがある
「ちゃん」付で呼ばれることに著しい不快感を持つ人もいます。そうした従業員の感情を、どの程度配慮し、考えた言動をしているのか、という点を考えたものです。)

     

21.派閥がある
(派閥なのか、グループなのか、言葉の問題ではなく、その結束力の強さでお考えください。飲み仲間とか遊び仲間など、特定の目的に応じて構成員が変わるのはグループとします。)

     

22.社員からの相談を受けたことが無い
(トラブルの相談に限りません。コミュニケーションの円滑さ、信頼関係の程度を測るものとお考えください。)

     

23.入社後数か月で辞める社員が目立つ
(抽象的ですが、職場によって受け止め方が異なるとも思われます。具体的な基準はありませんが、トラブルとの関連で考えれば、一例ですが、50%以上、つまり二人採用すればそのうち一人は退職に追い込まれる、という場合が「5.」でしょうか。)

     

24.社内で不倫のうわさがある
(ここでは、不倫の職場での是非を問うものではなく、職場にあるうわさについて、どのように対応するのか、という問題です。)

     

25.社員をしっかり管理できていないと思うことがある
(具体的にはいろいろな面で考えられるものですが、テーマを問わず、多少でもそうお感じになるものがあれば、それで判断します。)

     

26.会議で疑問、質問があると腹が立つ
(活発に発言があっても、「参考にしておきます」程度の返答で、実際にはただ発言させているだけであれば「2.」、それに対してさらに反論するなど議論が深まっている場合には「1.」とします。)

     

27.セクハラの言動に頓着しない管理職・社員がいる

     

28.いつも怒鳴る管理職がいる

     

29.酒宴では必ずひと悶着起きる

     

30.私用を部下に命じる管理職がいる
(問題が明らかで「5.」に該当するケースでも、問題の管理職に注意指導するなどして対処した場合は「1.」とします。)

     

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